出生率は毎年低下しており、2023年は過去最低を記録しました。「女性が仕事をすると、出生率は下がる」とよく言われますが、必ずしもそうではありません。
今回は、PRESIDENT WOMAN Onlineの対談記事を抜粋して、女性のキャリアついてお伝えしていきます。
女性が働いている国の方が出生率が高い
1970年代の先進国では、女性の労働力率が高い国ほど出生率が低いという負の相関が見られました。しかし、1980年代からこの相関関係が崩れ始め、1990年代には逆転し、女性が働いている国の方が出生率が高くなりました。
この背景には、女性の社会進出が進んだ国々で、仕事と育児を両立しやすい環境が整備されたことがあります。企業における女性の役割が大きくなる中で、制度が整えられ、仕事と育児を両立しやすくなったのです。
仕事の魅力が向上し「結婚・出産の価値」が急落
女性が社会進出したことで、仕事に魅力を感じる女性も増えました。キャリアを積み重ねることや社会に貢献していることに、やりがいを感じていることなどが理由です。
昔は結婚しないと経済的に自立するのが困難でしたが、現在では一人で十分に稼げるようになっています。人生の選択肢と可能性が広がり、結婚や出産についても自分で選べるようになりました。
これらの変化が、現代の女性のキャリアやライフスタイルに大きな影響を与えています。
フリ女子から一言
この記事の最後に、「もしかすると変わることが最も難しいことは、人々の意識なのかもしれない」と書かれていますが、その通りだと思います。「女性が働いているから出生率が低い」「女性は30歳までに出産するべき」といった考え方を捨てて、一人ひとりが自由にキャリアとライフスタイルを選べる社会になったら理想ではないでしょうか。
その選択肢の一つにフリーランスという働き方があります。今働いている会社で仕事とプライベートを両立する働き方が実現されるのを待つのではなく、新しい働き方を検討することも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
フリ女子では、フリーランスとして独立するためのノウハウなどを発信しています。フリーランスに興味を持った方は、ぜひ他の記事もチェックしてみてください。